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グラベルロードバイク用輪行袋の選び方と注意点

本格的なグラベルに行ったり、自転車旅行をしようと思うとどうしても発生するのが輪行。今回は、グラベルロードバイク用輪行袋の選び方と輪行する時の注意点をまとめました。

更新日: 2023.10.26公開日: 2022.11.8

輪行袋自体はロードバイクと同じ

グラベルロードバイクはロードバイクの派生自転車ですので、輪行袋はロードバイクと同じものを使うことが出来ます。

ただし、グラベルロードバイクはディスクブレーキモデルがほとんどなので、エンド金具がリムブレーキ用のものを使うことが出来ません。

なぜなら、リムブレーキ用エンド金具とはリアエンド幅が130〜135mm、シャフト径が9mmのものがほとんどで、ディスクブレーキ車で一般的なスルーアクスル(リアエンド142mm、シャフト径12mm)のものと互換性がないためです。

スルーアクスル用のエンド金具はどうすれば良い?

リアエンド金具は、リアエンドやディレイラーを守るための重要なアクセサリーです。スルーアクスルのディスクブレーキ用のリアエンドを守るための方法としては、

  1. 縦置き輪行袋 => スルーアクスル専用リアエンド金具を使う
  2. 横置き輪行袋 => リアエンドが上になるので、アクスルを戻せばOK

という二択があります。要は「リアエンドを守る」ということが出来れば良いということです。

縦置き輪行袋の場合

ロードバイク用の輪行袋としてメジャーなのが縦置き輪行袋。縦置きのメリットは、収納時のサイズが縦に長くなるため、男性など背が高い人の場合は取り回しがしやすくなります。

ただし、縦置きの場合はリアエンドを地面につける形で収納するため、リアエンド金具が必須です。なくても輪行が出来ないことはないですが、リアディレイラーやリアエンドを破損するリスクがあるため避けるべきでしょう。

ですので、縦置き輪行袋の場合はスルーアクスル用のリアエンド金具を用意します。輪行袋で定番のオーストリッチからスルーアクスル専用のエンド金具が販売されているので、そちらを使うのが良いでしょう。

エンド金具だけと考えると少し高い気もしますが、きちんとしたメーカーでスルーアクスル専用のエンド金具を販売するのはオーストリッチくらいしかないので、選択肢はありません。

横置き輪行袋の場合

身長が高くない方でも運びやすいため、女性に人気があるのが横置き輪行袋。サドルを下にしてフレームを横に入れるため、持ち運ぶ際に前後に長くなってしまい取り回しがしづらくなるのがデメリットですが、持ち運びの際に注意すれば、リアエンド金具は不要です。

ただし、輪行時はエンドに空のスルーアクスルシャフトを挿入することになって、フレームを左右から押し付けてしまった際にエンドが歪む可能性があるので、長さを調整したパイプなどで固定しておくと安心です。 。

ディスクブレーキ車の輪行時の注意点

油圧ブレーキ車の場合は、パッドスペーサーも忘れずに

ディスクブレーキには油圧ディスクと機械式ディスクの2種類がありますが、油圧ディスクブレーキを採用している場合は、輪行時に何かの拍子でレバーを引いてしまう可能性があるので、パッドスペーサーが必須です。

油圧ディスクブレーキは、ブレーキパッドの位置を油圧で覚えているため、ローターが空の状態でレバーを引いてしまうと、パッドが閉まった状態で定位置になってしまい、ホイールが戻せなくなってしまいます。

パッドスペーサーは高いアクセサリではないですが、輪行準備をする際によく紛失するので注意しましょう。

ローター用の保護カバーをつけよう

ディスクブレーキのローターは油分が付着するとローターとパッドが摩擦せず滑ってしまう可能性があります。滑ってしまうとブレーキが効かず危険なので、注意が必要です。

グラベルロードバイクに組み込んである時は、ブレーキパッドが何か触れることは少ないですが、輪行時は通常時とは違うため、パッドを守った方が安心です。

また、輪行スタイルから元に戻した後も、走り出す前にしっかりとブレーキが効くかもチェックしましょう。

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